その優しさ、“私を欲しがってない”って伝わるから恋にならない。

「無理しないでね」
「何かあったら、いつでも話してね」
「体調だけは気をつけて」

…ねえ、それ、私じゃなくても言えるよね?

この前の女子会でね、「優しい男って、なぜか恋にならないときあるよね」って話が出たの。
そしたら、全員が「それ!わかる!」って、あの瞬間の空気ちょっとゾッとした。

だって、ほんとにみんな一度はそう思ったことあるんだよ。
「あ、この人、私のこと“好き”ではないんだな」って。


優しさに、“私だけ”が感じられない

たとえばLINEでよく来るメッセージ。

  • 「寒くなってきたね。風邪ひかないようにね」
  • 「仕事大変そうだけど、無理しないで」
  • 「俺なんかでよければ、いつでも話聞くよ」

優しいよ。思いやりもある。言葉遣いも丁寧。

でもね――
その中に“あなたの気持ち”が全然入ってない。

言葉としては完璧なのに、心が動かないの。
「優しさ」が“当たり障りない”に聞こえちゃう瞬間。


恋に必要なのは、ちょっとだけむき出しの欲

本音で言うね?

女子って、「私のこと欲しがってるな」って伝わったとき、グラッとくる。

たとえば:

  • 「今日さ、ちょっとだけ声聞きたかった」
  • 「会ったらたぶん触れたくなるから我慢してる(笑)」
  • 「なんか今日、◯◯のこと考えてた」

これって、“好き”って言葉よりストレートじゃない?
でもこういうのが刺さるの。

私たち、正しい言葉じゃなくて、
“気持ちが溢れてる言葉”に弱い。


優しいだけの男が“恋の外側”で止まる理由

すごく丁寧に接してくれる。
ペースも合わせてくれる。気を使ってくれる。

でも、そのやさしさの奥に、

「あなたが私を好き」って熱がなければ、
ただの“いい人”で終わっちゃう。

距離を詰めるのが怖いのか、
傷つくのが嫌なのか、

一歩踏み込んでこないそのやさしさ、
こっちからしたら逆に不安になる。


女子は、ちゃんと“狙われてる”と感じたい

ほんとに欲しいのは、安心じゃないの。

ちゃんと見られてるって感覚。
欲しがられてるって温度。

恋って、思いやりじゃ動かない。
「俺、お前のこと好きすぎるんだけど」
って顔して近づいてくるくらいじゃないと、心は動かない。


はるかの本音

やさしさって、守りに入ると“ただの正解”になる。
でもね、女子はね、

「好きってバレてもいいや」って温度の言葉が一番刺さる。

ちょっとガツガツしててもいい。
ちょっとズルくてもいい。

むしろその“欲”がなかったら、
こっちも恋するタイミング、失っちゃうから。

だから――

もし次にLINEを送るなら、
「何してる?」より、
「会いたくなった」って言ってみて。

それだけで、空気変わるから。


最後に。

…でもね。

そういう気持ちを伝えるのが苦手だったり、
距離感を詰めるのが怖かったり、

そういう人が多いのも知ってる。

…でも、じゃあ実際にどうすれば、
“恋が動き出す距離感”ってつかめるんだろう。

次回は、「女子が恋に落ちる“タイミング”」について話そうと思う。

好きって言葉より、もっと刺さるものってあるんだよ。

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「会いたい」って言ってくれたら、たぶん私は落ちてた。


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